GALLERY@倉馬奈未 迷いとは 忍者ブログ
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子供達のスクールで、いろんなお子さんに会えるのですが
作画で悩みを抱える子に出会う事も少なくありません。

絵のスクールとなると「課題」のような
まず○○を描いてみよう!みたいなお題を出す事が多いのですけれど
わたしの簡単な説明のあと、どうしても
「描き始める」ことができないという問題に直面するお子さんに出会う事があります。

つまり、巧い下手とかは関係ないのですが
まわりの子はお題を出されてサラサラ描いている

でも自分はどうだろう?上手く描けるだろうか?

下手だと思われたくない

なら、描かないでいるのが安全だ!

という心理状態です。(経験上、私の憶測が入っています)

これはなかなか難しく
確かに「描かなければ、誰からも下手と言われない」のですが
まず下手を恐れてしまう恐怖より、絵を描く事が楽しい!という気持ちが上回る状態に持っていけなければならないので
そこに向かって指導するというのは、それぞれのお子さんの個人の心の問題もあるので
指導する面では私の力不足を感じます。

これが18歳以上の専門学校生なら
周りの目を気にしすぎなのではないか?
巧く描く必要はない!とストレートに伝えられるのですが
言いまわしがまったく思い浮かばない。

10代前半のお子さんや、まして10歳未満の子に
上手く描くことにとらわれ過ぎていると、面白い絵がかけなくなる!
というのを伝えるのはとても難しい事だと感じました。

お子さん向け参考書資料として
「ややこしくない絵の描き方」を購入して読んでいるのですが
この心は大事ですね…。

あと、これは自分自身にも言い聞かせます。
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