GALLERY@倉馬奈未 絵、塗修行は続く 忍者ブログ
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毎日絵が描ける生活は楽しいですね。
なかなかできない経験ですし、こういったお仕事は永遠に続くものではないので
しっかり責任を持って進めて行きたいです。

沈黙は金、雄弁は銀、という言葉があって
何も言わない、書かないのが最も賢いとはわかっていても
個人の日記としてblogを描いていた、若い時代を思い出して書いてみます。

学校が辞めれるぐらい仕事がきたらいいな…と思うのは
多くの非常勤講師が思う所かと思います。
その絵の道一本でやっていけない場合に、
講師という職業を平行してやらざるを得ないというのが現実です。
多分、専門学校の講師=偉そうにしてるんだろ、と思われている方がいるとしたら
現場等を全く見ていない方でしょう。
現に超一流で現役バリバリの有名絵師は、講師をやらなくても食べていけます。
漫画家さんもバリバリ売れている方は、学校に行っている時間等ないのです。

※学校側から招待されて日曜のオープンスクールに呼ばれるレベルの方はのぞきます。

ここで補足しますが、心底学校の講師に憧れてなっている方もいるかと思います。
その場合は常勤の先生になったり、そちらをメインにされているでしょう。

ふと絵と学校で思い出したのですが
昔の美術の先生か(中学生の頃のJ先生か)
高校の頃の画塾の先生(T先生)だったかは忘れてしまったのですが
「下手を恐れるな」という言葉を仰った先生がいて
その言葉が凄く心に残っています。多分一生私の心を推してくれる言葉です。
なので、私も今の学生さんに
「昔ね…こんな言葉を言った先生がいてね」と伝えることがあります。

上には上がいる中、自分なんか…と思って
いつまでも描かないでいたら成長もしないし
とにかく下手を恐れずに鍛錬して描いていくのは正しいと信じています。
現代でも➡上手くなるまで、SNSで公開しないという学生さんもいるので
そんなことは気にしないでどんどん誰かに見て貰えばいいと思っています。
そして、どのジャンルにも当てはまる言葉ですよね。
スポーツも、音楽も下手を恐れずに挑戦して行くべき。

しかし、自身も学生の頃はあまりSNSで公開するのは控えていて
大学を卒業したあたりからサイトをやっと作った…ようなタイプでした。
学生時代は必至にポートフォリオ作って出版社をめぐったりしました。
褒められることなんて、ありません。

逆に、大学の先生で「下手のものは描くな」という言葉を仰っていた方もいました。
この先生が、言いたかったことは
「自分の苦手なモチーフはわざわざ無理して描くな」という意味だったのですが
この言葉と言い方は自身に合わなかったので、あまり他の学生さんにもススメてません。

とにかく学生時代は、自分なりに夢、目標に向かって進んでいました。

学生時代の夢が叶っているかというと…
学生時代の目標は、絵のお仕事で食べて行くということでした。
小学生~高校生の頃だと「有名になりたい!」等があったかと思うのですが
2019年以降になり
現在は「有名になる」というより確実に絵の仕事をこなして食べて行くというのが大事に思います。
それが「作画スタッフA」等、表立って名前が出なくてもいいのです。
どこかで続けていけることです。

先日、メッセージを頂き
私の絵を美しいと言って下さる言葉を贈ってきてくださる方がいました。

別の日に別の方から、仕事用メールフォームへ
私の絵を馬鹿にする内容、事実ではないことに関しての苦情を伝えて来る方もいました。

人の目に触れる、というのはこういうことなのかもしれませんが
「全ての人が好き」という絵を描ける人は存在しません。

あのいらすとやにすらアンチがいる事を知って、そうだよな…と感じております。
似たような経験で、心配している方がいたら伝えたいです。

とりあえず、仕事の支障になるのでメールフォーム等は閉じることにしたのですが
まあ…ひと段落して
1~2年以上経過したらメールフォーム等再開するかもしれません。

以上、日記です。
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